「ライズ会計 勉強会」って?
ライズ会計では毎月、事務所内で勉強会を実施しています。
「会計事務所の勉強会」と聞くと、難しい数字ばかりが出てきそうですが、ライズ会計の勉強会は違いますよ!
「理念と経営」という経営誌から、勉強会の題材にする記事を選び、それを社員みんなで読んで、意見交換をしています。
経営誌には、「大企業の社長さんの経営理念」、「独自化を目指す中小企業の奮闘」など、会社経営に関わるさまざまなエッセンスが書かれており、題材にする記事は、毎月持ち回りで、それぞれが選んでいます。
ここでは、そんな「ライズ会計勉強会」の内容を毎月ご紹介していきます!どうぞお楽しみに!
こんにちわ、業務課 濱内です。
今月も勉強会の様子をお伝えします!
今月の勉強会、お題担当は、米重課長でした!
お題記事は、
板金加工会社の”(株)ジーエフシーサービス”さんについて書かれた記事です。
内容を抜粋しながら書いていきますね。
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(株)ジーエフシーサービスの繁栄の原動力。それは見下されたことに対する反骨精神とお客様の喜びづくりの思いでした。鈴木飛雄馬社長は創業当時、クルマ業界で「おい、磨き屋」とバカにされ、「社員をバカにされたくない。絶対に、ただの板金屋、磨き屋と言わせないぞ!」と決意しました。
毎日の朝礼では、全社員の「心を合わす」ことに力を入れています。
鈴木社長は、豊臣秀吉が草履を君主のために懐で温めた話をよくします。そのくらいの気持ちで尽くしてこそ、お客様にもクルマ業界からも認められる、と伝え、全社員の心を合わせていきます。
また、朝礼では「発表」を重んじます。職人さんは話下手です。しかし皆で努力し合って、今では職人さんがどんどん意見を発表して、心を合わせていきます。さらに週に1度「ほめほめタイム」があり、一人の社員さんを全員でほめちぎります。
板金屋としては、お客様に「いつごろ終わるの?」と言わせたら致命的なのだそうです。業界の常識として、期日はなかなか決められないのですが、同社はゴールをまず決め、お客様から車を預かる時点で、納車日をお伝えします。また、お客様への途中経過も怠りません。
そして、技術力を上げます。コーティングの加工力で、車のボディーの仕上がりが違います。出来上がったら積載車で納車に伺います。走行距離をださないようにと最高の状態で納車します。保険会社との”B to B”のビジネスですから、納期とクオリティーを高め、利益還元できるようにとの思いからです。
鈴木社長は「車を磨くとは社員さんを磨いて輝かせてこそ、はじめて車が輝くのです。社員さんが輝くかどうかが、経営の判断基準のすべてです」と断言します。
社員さんにプライドをもたせたい、という思いが、同業他社との違いを生み出し、お客様の喜びをつくり出しているのです。
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勉強会では、
お客様に「いつごろ終わるの?」と言わせたら致命的
という部分について話し合いました。
なぜ致命的なのか?
「いつごろ終わるの?」というシチュエーションはどんな時に出てくるのか?
例えば、クリーニングに洋服を出しにいく。3日後に着る用事がある。
そんな時は「いつごろ仕上がりますか?」と最初に聞くと思います。
しかし上記の記事に書かれているのは、そういうシチュエーションではなく、
"いつ終わるのかわからなくて、不安な状態”ではないか?
・注文時に言われた期日を過ぎても出来上がってこない。
・一週間ぐらいかかると予想していたが、それを過ぎても連絡がない。
”もしかして忘れられてるんじゃ?”
”ちゃんと作業してくれてるのかな?”
そんな不安な思いが、「いつ終わるの?」に繋がっているのではないでしょうか?
お客さまに不安を与えている状態。これは板金屋に限らず、どのような業種でも「致命的」な状況ですよね。
そんな状況にしない為にも、「途中経過を伝える」というのは、非常に大切なのではないかと思います。お客様とのコミュニケーションにもなりますし、”ちゃんと作業してくれてる”という安心感にも繋がると思います。
たとえ、結果的に納期が遅れたとしても、途中経過をきちんとしてくれた会社と、なにも連絡無しにいきなり「間に合いません」という会社では印象は違ってくると思います。(もちろん途中経過の報告がいいかげんなものだったら意味はありませんが・・・・)
さて、私はこの記事の中で
「ほめほめタイム」
というのが気になりました。
他の会社さんの記事でも、たまにありますよね。
大人になると、”人を誉める”とか”良い所を見つける”というのが苦手になる、というかしなくなるような気がします。
私は縁あって、小学生に音楽を教えているのですが、その中で、
”人の演奏を聴いて、気づいたことを発表する”
というのをやることがあります。
だいたいこういう時って、大人だと、
”もっとこうした方が良くなる”とか”ここが良くない”
などと言ったりすることが多くなります。
つまり、「良くないところを見つけて、それを改善する」、といった具合です。
しかし子供たちは、
「○○ちゃんのここが良かった!」、「綺麗な音だと思った!」
と、人の良い所をどんどん言います。良い所の言い合いです。初めてこれを聞いた時、私は驚きました!まさに「ほめほめタイム」です。子供には自然とこれが出来るのです。
もちろんそれが大人に全くないとはいいませんが、子供たちに比べると少ないような気がします。良い所があっても、それを伝えるのを省略してしまうのかもしれません。
でも伝えないと伝わらないんですよね。良い所・悪い所に関わらず、思っていることはきちんと伝えないといけないんだ、と最近特に感じます。「わかるよね。あなたもそう思ってるよね」、と思って曖昧にしていると、相手は全然違う捉え方をしている時があります。大切なことは、何回も伝えて確認して理解し合う。あとで「あれ~?」とならない為にも、気を付けたいです。
話が逸れてしまいましたが、お世辞だとわかっていても、誉められると嬉しいものですよね。あれはなんでなんでしょうか?私は誉められて伸びるタイプです(笑)
では、次回の更新もお楽しみに!!
こんにちわ、業務課 濱内です。
今月も勉強会の様子をお伝えします!
今月の勉強会、お題担当は、福井先生でした!
お題記事は、
”株式会社サンヨネ”さんについて書かれた記事です。
内容を抜粋しながら書いていきますね。
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(株)サンヨネさんは東三河地域を地盤にした食品流通グループで、創業は明治25年!
なんと創業以来、123年もの間、無借金でやってきたそうです。
創業以来大事にしてきた「対面販売」。
そして、「良識ある食品をできる限りお値打ちに」提供するために、生産者とタッグを組み、オリジナル商品を開発、良質な食品をつくりだしていました。
しかし、この記事のインタビューに答えている、代表取締役本部長の三浦和雄さんにとって、サンヨネは理想的な会社ではなかったそうです。それは、お金の問題ではなく、社風の問題でした。
10~15年前までは「社員の顔が歪んでいた。売ってやっているんだ、という意識すら感じました」と、三浦さんはおっしゃっています。
社内の人間関係も悪く、離職率も高い。生産者に対しても上から目線の取引態度が強く、大幅な値引き交渉が常態化していた。”お客様を大事にし、良質な食品を提供するという高い理想を掲げて進んでいる会社にもかかわらず、働く者がこれでは、本当の意味での理想の会社などつくれるはずもない。”
三浦さんにとってこのギャップは許せるものではありませんでした。
そこで三浦さんは、接客の素晴らしさが評判の六花亭製菓(株)へ行き、面識のない小田豊社長へ会いに行きます。
一貫していたのは、人への思い。1000名近い正社員のフルネームと家族構成など全部頭に入っている。人事材用では学歴ではなく、ただその人の心を見る。そして不採用になった人のフォローを社長自らがやる。目から鱗でした。
こうした出会いから三浦さんは社風の変革に挑戦することを決意しました。
まずは、自分の「思い」を伝えました。三浦さんが抱く理想の職場を語り続けましたが、手ごたえは全くありませんでした。みんな「今のままでいい」と思っていたのです。
次に三浦さんは自分の理解者を一人つくって、その人を通じて社員同士のコミュニケーションの促進を図りました。この役を任された惣菜部主任のSさんは、店舗をまわりながら様々な悩みの相談に乗りました。このころから社内の雰囲気は変わり始めたそうです。
地道な努力を続けていくことで、少しずつですが確実に変化がはじまりました。
ある店舗のパートナーたちが、誰に言われるでもなく自主的に清掃を始めたのです。以前だったら、汚れていても見て見ぬふりだったのに。
三浦さんが目指すのは、お客様と生産者とサンヨネの三者が共に幸せになるウィンウィンの関係。
お客さまの喜びの声だけではなく、生産者の「以前は苦しかったが、今は収益が上がり、子供が家業を継いでくれることになったんです」と語る笑顔が、三浦さんの一番の喜びなんだそうです。
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さて、勉強会ではこの記事に出てきた、六花亭製菓(株)さんが話題になりました・・・。
なんと六花亭さんは全従業員が有給休暇を完全に取得しているそうなんです。
すごいですよね~!
有給休暇ってなかなか取りづらいイメージがあります。使っていいハズなのに、実際休む時はなんだか「迷惑を掛けてしまいすみません・・」という気持ちになってしまいます。
いったいどうやってそういう環境を作り出したのか?インターネットで少し調べてみました。
有給休暇100%取得の取り組みを始めた当時は、元々残業が多い体質だったこともあり、「そんなことができるの?」と社員は冷ややかな態度を見せていたそうです。
実際、導入当初は有給休暇を取得する為に、逆に残業が増えてしまったそうです。
そこで雇用の促進や、機械化できそうな所に積極的に設備投資を行い、少しずつ時間短縮につなげていったそうです。
また、長期休暇制度も導入。それをバックアップする為、正社員、パート社員なら誰でも利用できる「社内旅行」を制度化しました。6人以上集まればコース成立。国内外問わずどこにでも行くことができ、行き先と日数によって会社が補助金を支給してくれるそうです。
「有給休暇に対する考え方が取得から消化へ、さらに消化して当たり前という体質になってきていると思う」と六花亭さんはおっしゃっています。
「有給休暇取れ!」「残業するな!」とただ言われただけでは、従業員は反発してしまいそうです。でも、会社を上げて対策を実行してくれたら社員は嬉しいと思います。
最初は反発があったとしても、会社のため、従業員のために自ら実行するリーダーの姿は、必ず周りを動かすと思います。そして徐々に協力者も増え、結果を出せるのだと思います。
口だけではなく、実行できる人ってすごいです!!
それでは、次回の勉強会もお楽しみに!
こんにちわ、業務課 濱内です。
今月も勉強会の様子をお伝えします!
今月の勉強会、お題担当は、米重先生でした!
お題記事は、連載記事、
「松下幸之助に学ぶ”創造的”生き方」からです。
毎回、松下幸之助さんに関わるエピソードが書かれているのですが、今回は、
「商売・仕事は真剣勝負」
というタイトルで、ものづくりに対して真剣に取り組む松下幸之助さんのエピソードが書かれています。
内容を抜粋します。
「仕事というものは、昔の侍の果し合いで、一歩劣ったら首が飛んでしまうのと一緒ですからな、早く言えば。アマチュアというものは娯楽にやるんだけれども、プロというものは真剣勝負しておるわけです。侍が真剣勝負して首がとんでしもうて、ほらまたやり直そうということはできへんですもんな。いわば、それほどのものだという自覚をしてもらいたい。」
洗濯機が家庭に入り始めた頃のこと。松下電器(現・パナソニック)はこの分野において他社に後れをとっていたそうです。そこで、松下幸之助は、製造と販売の責任者を集め会議を行い、製造責任者に厳しい言葉を投げかけました。
「他のメーカーとそれだけの差があるのでは、第一線で売れと言っても売れんな。そのような製品を作っておったんでは、将来の発展を考えても大問題だ。なぜそんなものができたのだ。君自身が本当に命をかけて洗濯機というものを作っていないのではないか。」
責任者はこう言いました。
「申し訳ありません。三か月だけ待って下さい。三か月のうちに必ず第一線の営業、ならびに社長の期待に沿うような洗濯機を作ってみせます。」
これを聞いた幸之助はこう言いました。
「わかった。三か月待とう。三か月待つけれど、三か月たって優れた製品ができなかったら、そのときどうするか。そのときは君の首をもらうがいいか。その血の出る首だよ。」
まことに厳しい話です。しかし、幸之助は、商売や仕事というものは真剣勝負だと考え、部下にも自分自身にも、
”お前が失敗するのは真剣味が足らんからだ。だから真剣勝負でやれば、一年の成果は必ずあがる。また次の一年はそれにプラスするものがあるにちがいない。それが商売の道だ”
と言い聞かせていきました。
このときも、
”命をかけて真剣に取り組まなければ、本当のものは生まれない”
ということを、責任者のみんなに知ってほしかったのです。
「命をかけて」と聞くと、”ちょっとこわい”、”少し大袈裟なんじゃ・・・”
なんて思ってしまいました。
今回の話は”洗濯機を作る”でしたが、例えばこの仕事が「お医者さん」、だったらどうでしょう?
例えば、自分が病気になって命をかけて手術を受ける時、お医者さんに対しても、
「命をかけて手術に挑む!」
ぐらいの気持ちでいて欲しいと思ってしまいます。命かかってますから。
例えばこれが、「飛行機を造る仕事」だったら・・・。
命をかけて飛行機に乗る!とまで意識していなくても、安全に目的地まで運んでもらえると信じて飛行機に乗ります。作る人にも、点検する人にも「絶対不備なし!安全!!」と、真剣に作業して欲しいと思ってしまいます。
仕事に対して真剣勝負!これがプロなんです。
ということで、勉強会では”プロ”ってどういうこと?という話題になりました。
ライズ会計にとっての”プロの仕事”とは?
・ミスはゼロ。
・完璧。
・商品である決算書や元帳はお客様に見やすく分かりやすく。
例えば、元帳。間違いのない、ミスゼロの元帳でも、お客様にとってわかりづらい元帳だとしたら、それはプロの仕事とはいえないのかもしれません。
完璧に汚れの落ちる洗濯機でも、洗濯するまでに凄い手間がかかって操作が難しくて・・・なんて洗濯機、イヤですもんね。
さて、まとめに入る為(?)、最後に”プロ”の意味を調べてみました!
<プロフェッショナル(Wikipediaより)>
略して「プロ」は、本来の意味は「職業上の」で、その分野で生計を立てていることを言い、「公言する、標榜する」が語源である。
しかし、日本語としての「プロ」という言葉には、派生として以下の意味が含まれる。
・ある分野について、専門的知識・技術を有していること、あるいは専門家のこと。
・そのことに対して厳しい姿勢で臨み、かつ、第三者がそれを認める行為を実行している人。
おお!
厳しい姿勢(真剣勝負)、かつ第三者(お客様)に認められる!(役に立つ!)
まさに!!です!
余談ですが、実は勉強会の時はいつも、”ぽか~ん”としており、
「どうやってブログ書こうか・・・」と、毎回悩んでおります・・・。
しかし、このブログを書いているうちに、なんとなく自分の中に落とし込めている気がして、
まさにこのブログを書くことが勉強会の「振り返り」になっております。一人勉強会です。(笑)
こんな、一人勉強会状態のブログを読んでくださっているみなさま、ありがとうございます(^^)
次回の更新もお楽しみに!
こんにちわ、業務課 濱内です。
今月も勉強会の様子をお伝えします!
今月の勉強会、お題担当は、今さんでした!
お題記事は、”くちびるに歌を持て 心に太陽をもて”
という、小檜山博さんの連載エッセイからです。
ちょっといつもと違いますね。
今回のエッセイのタイトルは、
「がんばれ」
内容を抜粋して書きます。
「最近、人を励ますのに、がんばれという言葉を使わないようにしているということをよく聞く。
理由は、どの人も力いっぱいがんばって生きて仕事をしているのだから、それ以上がんばれというのは惨すぎるというものである。
たしかにその通りの気はするが、この言葉の使い方の善し悪しはときと場合による気もする。
ぼくは生まれつき足が遅いため、運動会の走る競技では小学生から中学まですべてビリだった。見かねたらしい先生が、ときおり”がんばれ”と声をかけてくれると何となく体に力が湧いてきて、よしっと思って走ってみたが、やっぱりビリだった。
しかし先生にがんばれと言われない前にくらべると、ぼくの気持ちのあり方が違っていた。先生がぼくのことを気にかけてくれているということが嬉しかったのだ。
つまり先生がいってくれるがんばれは、速く走れをいう意味ではなく、速く走れなくても悲観するなという意味に思えたのだ。
がんばれという言葉は尻を叩いて追い立てるのではなく、自分に負けないよう、無理しないで自分の力を出すようにとの意味でもあり、また成果をほめる意味ももっている気がする。」
このエッセイを読んで、自分はどんな時に”がんばれ”を使っているか?
また、どんな気持ちで使っているかを思い出してみました。
私は”がんばれ”という言葉を、普通に使っていますが、
「既に頑張っているのに、さらに”がんばれ”というのは惨すぎる」
という気持ちを持ったことはありません。
”さらにがんばれ”、という気持ちで、”がんばれ”を使ったことがないからです。
私が”がんばれ”を使う時は、頑張っている人・一生懸命な人に、パワーを送るつもりで、応援の意味を込めて使っています。
ちなみに、頑張ってないように見える(?)人には”頑張れ”という言葉を掛けたことはないように思います。
そして、”がんばれ”を使う時は、直接その人の力になれることがない時のような気がします。
「お仕事頑張れ!」
は、その人のお仕事を代わりにやってあげられるわけでもなく・・・。
「試験頑張れ!」
は、その人の代わりに勉強して試験を受けれるわけでもなく・・。
「本番頑張れ!」
だって、その人の代わりに本番を出来るわけでもない。
”がんばれ”は、その人に対する「応援」や「祈り」に近いような気がします。
「あの人のお仕事が、順調に終わりますように・・・・」
「一生懸命勉強してきたあの人の試験、良い結果がでますように・・・」
「頑張って練習してきた成果が、本番で発揮できますように・・・」
決して”もっと頑張れよ”なんて気持ちでは使っていないのです。
だから”惨すぎる”という発想には、私はなりませんでした。
もちろん、最終的には”がんばれ”と言われた側の受け取り方次第なのですが、
それは、言う側・言われた側がどのような関係なのかにもよると思います。
たとえば、一緒に頑張ってきた仲間・信頼する友人、いつも支えてくれている家族、一生懸命頑張ってる人に言われる”がんばれ”と、
いい加減で、だらしなくて、信頼できない人からの、
”がんばれ”では、
受け止め方は違うように思います。
私の性格だと、「あんたに言われたくないわ!」な~んて思ってしまうかもしれません。
自分が発する”がんばれ”が、誰かのパワーになるように。
その為には、自分が信頼される”頑張ってる人”にならなくては!
と思った勉強会でした。
・・・・・・また感想文になってしまいました・・・。
次回の更新もお楽しみに!
こんにちわ、業務課 濱内です。
今月も勉強会の様子をお伝えします!
今月の勉強会、お題担当は、濱内でした!
お題記事は、連載記事”小さなコンセプト”からです。
今回の”小さなコンセプト”は、
「まず相手の立場に立ち、相手の意見を尊重する」
記事には、2名の人物が登場します。
1人目は、クリエイティブ・ディレクターの「佐々木宏さん」という方です。
私は名前だけ聞いてもわからなかったのですが、内容を見て「この人が!」と思いました。
ソフトバンクのCM。お父さんが犬のアレです!みなさんも見たことがあるかと思います。
それを作ったのが、佐々木宏さんなんです!
今ではおなじみのCMになりましたが、放映が始まった当時は「犬が親父とは何事か」と非難する声が多かったそうです。
他にも、JR東海の「そうだ 京都、行こう」など、佐々木さんが手がけた作品は話題となったものがたくさんあります。
そんな佐々木さんの仕事における小さなコンセプトは、
「相手の言うことを受け止めて仕事をすること」
一般ビジネスの世界では当たり前のことのように思えますが、広告業界のクリエイターには、自分が目指す芸術表現を大切にする人も少なくないそうです。そんな中で、佐々木さんは、
”「こんな素敵なアイディアを、どうしてわかってくれないんだ」と、ヤケ酒をあおるより、
「相手の言うことにも一理あるかもしれない」と受け止めて、さっさと次を考えた方がいい。僕が切り替えが早いのは、自分を客観的にみる癖があるからです。”
とおっしゃっています。
次に二人目。ミュージシャンの「山下達郎さん」です。
誰もが知る有名なミュージシャンですが、デビュー当時はまったく売れなかったそうです・・。
”「心は打っても魂は売らない」が持論です。譲れない一線は守りますが、表現者同士のぶつかりあいの中で、こちらが曲を書き換えることもある。”
と山下さんはおっしゃっています。
この記事を読んでいて、私は「意外だなぁ」と感じました。
芸術家と呼ばれる方々は、自分の意志(信念)を貫くイメージがあったからです。
けれど、お仕事・商売としてやっている以上、お客様(聴いてくれる人・見てくれる人)があってこそ。信念はあれど、考え方がとても柔軟だな~と感じました。
さて、意見交換のお時間・・・。
今回の記事は”相手の意見を尊重する”というのがテーマでしたが、
「バランスが難しいよね・・」という話になりました。
全て相手の意見を受け入れれば、必ず良い結果が得られるというものでもありませんし、かといって、自分の意見を押し付けてばかりでもダメです。
信念を持つということは「自分の行動(仕事)に対して自信を持つ」ということ。
お客様からすると、自信を持って仕事をしてない人に、物事を頼みたくないですよね・・・。
かといって、自分の意見ばかりで、「私の話をまったく聞いてくれない!」人に、良い印象は持ちません・・・。
自分の意見(信念)を持ちつつも、相手の意見を尊重し受け入れる。
このバランスが難しいのかもしれません。
以前も書いたことがあるかもしれませんが、事務所のトイレに、
「松下幸之助」さんの言葉が載った日めくりカレンダーが飾ってあり、
その中にある、
「対立しつつ調和する」
という言葉が好きです。
自分の意見を持ちながらも、相手の立場も尊重し、受け入れる。
自分の意見を伝えたい時は、熱意をもって伝える。決して強引であってはなりませんが、その熱意が人を動かすこともあると思います。
そして相手の話を聞くときは、先入観を捨てる。本当に相手を理解し受け入れる、というのはとても難しいことだと思います。
そして、一番大事なのは、より良くなるよう、お互いが協力する!
ちょっと話がズレましたが、お客様も私たちも、みんな幸せ!これが一番良いですね!
次回の更新もお楽しみに!
こんにちわ、業務課 濱内です。
今月も勉強会の様子をお伝えします!
今月の勉強会、お題担当は、米重課長でした!
お題記事は、連載記事”お客様の喜びを作れ!”から、
「”お客様の目線”で考えればやるべきことがわかる」
です。
記事には、「杖」を専門に扱っている、京都の(株)つえ屋さんの坂野社長の経験談が載っていました。
坂野社長は、高齢社会の到来で、介護が必要になる方に高家しようと、「杖」だけの販売を行います。
しかし、いざ事業をスタートすると、杖だけではなかなか利益を上げることが出来なかったそうです。
そこで、売上を伸ばそうと、見た目を重視した品ぞろえにしたのですが、使い手の立場ではなく、売り手の都合で商品を押し付けてしまっていることに気づきました。
そんな時、坂野社長に転機が訪れます。
経営難の重圧、過労から、視力が落ち、重度の障害を抱えてしまいます。
そして、紹介されたリハビリテーションに通うことになるのですが、坂野社長はそこで衝撃の体験をします。
障害を抱えている人がたくさんいること。
そして、皆さんが明るく必死にリハビリに励んでいること。
ふさぎ込んでいる自分が恥ずかしくなると同時に、
「障害を抱えてる人にとって、杖は単なる道具ではなく、その人の足であり、目であり、光そのものなんだ!」
と気づかされるのです。
そして、
「不自由な方の光になりたい!」という想いが湧き、そこから経営が一変します。
もっと使いやすく、機能的に!
使う方の声を生かした杖を開発し、お客様に感謝して頂けるようになりました。
「お客様の目線で考えれば、やるべきことがわかる」
お客様の気持ちを本当に理解して、それを形にできたとき、はじめてそこに喜びが生まれるのです・・。
さて、意見交換のお時間・・。
この
「お客様の目線に立つ」、「お客様の立場を理解する」
というワードは、勉強会でちょくちょく出てきますね。
今回の坂野社長の場合は、自身が障害を抱えたことによって、障害を抱えてる人と同じ立場、目線に立ちました。同じ経験をるすることによって、お客様の立場に立てたのです。
そこで、逆の発想。
「同じ経験をしないと、お客様の目線、立場に立てないのか。」
「同じ経験をしないと、お客様を理解できないのか。」
ん~。ムズカシイデスネ・・。
必ずしも、お客様と全く同じ経験を出来るとは限りません。
しかし、似た経験だったり、過去の経験だったり、
今まで自分が経験してきたことから想像する、といったことは出来ると思います。
例えば、私たち会計事務所の身近な存在、「簿記」
私はアマチュアで音楽活動をしていますが、団体で活動しているため、参加費を徴収したり、経費を支払ったりという「会計」の仕事を担当しています。もちろん「帳簿」もつけて「決算書」も作ります。
一応(笑)、簿記を勉強してきたので、帳簿付けに苦労することはありませんが、
「簿記」を知らなければ全然わからなかったと思います。
そして、「簿記」を勉強する前は、当然のごとく、何もわからなかったのです。
「今」はわかるけど、「昔」はわからなかった・・・。
もし「わからない」人の気持ちに立とうとすれば、
「今」の私ではなく、「昔」の私を思い出せば、同じ立場に立てますよね。
ってこれがまた難しいと思うのですが・・。
わからなかった時の気持ち、出来ない時の気持ち。
そして出来たときの喜び!!
全く同じ経験は出来なくとも、過去の気持ちを呼び起こしたり、自分の経験から想像力を働かせたり・・・。
そういう気持ちを常に持つことが大切なのではないかと思います。
そして、やっぱり「信念」を持つこと!
坂野社長は、「不自由な方の光になりたい!」という想いを持って、
そこから経営が良くなり、お客様にも感謝されました。
信念は大切ですね!
それでは、次回の更新もお楽しみに!
こんにちわ、業務課 濱内です。
今月も勉強会の様子をお伝えします!
今月の勉強会、お題担当は、福井先生でした!
お題記事は・・・・?
「”社長が社員に伝えたい念い(おもい)”を漢字一字もしくは二字で表すと?」
おっ!いつもとちょっと違いますね!
勉強会のお題は「理念と経営」という経営誌から探しているのですが、
今月号は「創刊100号」だそうで、特集としてこの記事が載っていました!
「日本の経営者502に聞きました!」と書いてあります。
さて、日本の社長さんが、社員に伝えたい言葉とは?
みなさんはどんな言葉が思い浮かびますか?
それでは上位を発表していきますね!
第1位(43通)
「感謝」
第2位(17通)
「誠実」
第3位(14通)
「愛」
「志」
第5位(13通)
「信」
「挑戦」
いかがでしょうか?
「理念と経営」で勉強会をしていると、よく「信念」という言葉がでてきますが、
まさにこの一字、二字に社長の「信念」が込められているのかもしれません。
上位に挙げた以外にも、たくさんの社長の言葉が載っていましたので、
目に留まったものを、いつくかご紹介しますね。
「家族」
・20名の社員さんに対して「家族宣言」をした2か月後、免停になったことを会社に報告せずに車を運転してつかまり、免許取り消しになった社員が出たそうです。
懲戒免職にすべき、との声もあったそうですが、首にはせずに内勤に。その本気さが伝わり、いまでは本当の「家族」のような社風になりました。
この社長さんの文を読んで、なんだかジーンとしました。
「悪いことをしたのに、見捨てず信じてくれた。」
社員を救った上に、社風まで良くなる!信じることって大切だな~と感じました。
「光」
・組織のリーダーとして、常に希望と勇気を与え、幸せにつながる一点の光となりたい。
私は社長になったことはありませんが(笑)、社長に限らず、人の上に立つひとは、輝いていなくては、と思います。上に立つ人が楽しそうだったり、夢や愛や希望に満ちた人だと、部下や社員も明るくなると思うんです。
「この人について行こう!、この会社で頑張ろう!」って思える気がします。
SMAPのリーダーの中居さんって、すごくSMAP好きだと思うんです。(私の勝手な解釈ですが。)
リーダーが、一番グループのこと、メンバーのことが好きって、いいですよね。
グループがひとつになる気がします。
話が逸れましたが、ここで我らが米重先生のお言葉!
(”理念と経営”に載っています!お手元にある方は是非!)
「信頼」
・仕事もプライベートも、人間関係の信頼を築くことが大切です。素晴らしい人生を送るために信頼されることと、信頼できる多くの人に出会ってほしい。
さて、ここまで社長のお言葉をみてきましたが、
「自分だったらどんな言葉を伝えたい?」
突然、米重先生からのキラーパスがっ!
勉強会はうかうかしていられないのですっ!!
う~ん、と悩んだ挙句に出した、みなさんの言葉を載せて、今回の勉強会の締めとさせて頂きます。
福井先生 「立」(立つ)
・存在を確立する・・・!
~何を伝えたいか伝わらない、と米重先生から厳しいツッコミが入りました(笑)~
今課長 「素直」
・素直になると自分が楽になる!
~素直っていいですよね。素直になると自分ももちろん、相手も両方救う気がします。~
米重課長 「感謝」
・人は一人では生きていけない。周りに生かされている。
~「感謝」と言ったあと、「理由は?」と聞かれ言葉に詰まる課長。悩んだ末、神からのお告げかのように、上記の理由をおっしゃっておりました。~
濱内 「楽」(楽しい)
・楽しいところに人は集まる!
~自分のやっていることに迷いや不安が生じた時に、よく自分に言い聞かせている言葉です。楽しい(正しい)ところに人は集まり、その逆であれば人は離れていく。そう思っています。~
さて、次回の勉強会は5/28です!
決算で大忙しでも勉強会はやりますよ!次回の更新もお楽しみに!
こんにちわ、業務課 濱内です。
ここでは毎月の勉強会の様子をお伝えしていますが、なんとこのコーナー、2年目に突入しました!(^^)
これからも毎月更新できるよう頑張りますのでどうぞよろしくお願い致します!
さて、今月の勉強会、お題担当は、今さんでした!
お題記事は、松原誠さんの”お客様の喜びをつくれ!”という連載記事でした。
今月の記事の内容は、大阪の心斎橋にある、「美容室キャパ」さんについて書かれたものです。
美容室キャパの元田美穂社長は、長い間、お客様とスタッフとの年齢差に違和感を覚えていたそうです。
美容室のスタッフは若い世代が中心。対してお客様は30代、40代が中心で、その年齢のギャップを埋める為、元気さや過剰な接客、サプライズといったサービスを売りにしていたそうです。
が、しかし、”本当にお客様はそれを求めているのだろうか?”
という疑問が生じました。
”若いスタッフが頑張ってやろうとすればするほど無理が生じ、演技のようになってしまう。”
”自然にできるサービスはないだろうか・・?”
そこで元田社長は、「働いて疲れている人」にターゲットを絞りました。
「働くあなたのためのヘアサロン」というコンセプトの誕生です!
このコンセプトで何よりも重視したのが、
”「疲れている」お客様の気持ちを理解する”
ということです。
若いスタッフが年齢差のあるお客様に自然に無理なくサービスを提供するには?
それは「お客様を知り、理解すること」でした。
そこで着目したのが「疲れている人の気持ち」でした。
いくらお客様の気持ちを知ろうとしても、それを理解できなければ自然なサービスには繋がりません。
しかし「働いて疲れる」という気持ちは、若いスタッフにも無理なく理解できるのです!
お客様の気持ちが理解できれば、
「お客様が何を求めているか?」、「何をしたら喜んでもらえるか?」
考えやすくなりますよね!
そうして実践したサービスがお客様に喜んでもらえれば、スタッフもうれしい!
サービスされたお客様もうれしい!
お客様を知り・理解し・そして実践することが、お客様・スタッフ両方の喜びに繋がったのでした。
さて、ここで意見交換のお時間です。
”お客様を知り・理解し・実践する”にはどうしたらよいのでしょう?
①知る
初対面の人に会うときってドキドキ緊張しますよね。(私だけ?)
でも一度会ったことがあったり、お電話でお話ししたことがあるだけで、安心したり親近感が湧いたり。
お客様も自分も、「相手を知っている」ということで、話しやすくなったりします。
が、しかし、業務課の私はお客様にお会いすることがほとんどありません。お電話で少しお話しするぐらいです。
でも何度もお話ししていると、勝手に親近感が湧きます。(私だけ?)
また、今こうして書いているこのコーナーが、
”ライズ会計を知って頂くひとつのツール”
になっていれば嬉しいなぁと思います。
②理解する
お客様が求めていることはなんなのか?
時にはお客様自身が”何をどうしたら良いのか?”と感じていることがあります。
困りごとや悩みをお客様から引き出すのも、ライズ会計の大切な役割のひとつですよね。
③実践する
業務課の私は「入力業務」が主な仕事ですが、日々業務をしていると、だんだんそれが「当たり前」になってきて、「改善」や「工夫」をすることを忘れてしまいます。入力した「帳簿」をお客様に役立てて頂く為にはどうしたら良いのだろう?日々新鮮な気持ちで業務をしたいと思いました。
2年目に突入した「ライズ会計 勉強会」ですが、またしても自分の感想文になってしまいました・・・。
今年の目標は「勉強会の内容を伝える」なのです!
ライズ会計の雰囲気を少しでも感じて頂けるようなコーナーになることを目指して!
カンバリマス!!
さて、次の勉強会は4/28です!
簡単なお題でありますように・・・・・!!
次回もお楽しみに!
こんにちわ、業務課 濱内です。
今月も勉強会の様子をお伝えします!
今月のお題担当は、私、濱内でした!
お題記事は、松原誠さんが書かれた”お客様の喜びをつくれ!”という連載記事でした。
今月の記事の内容は、
岩手県にある呉服屋、「(株)髙橋屋」さんについて書かれたものです。
”呉服屋さん”って、ちょっと身近に感じにくいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
髙橋屋、九代目の髙橋市朗兵衛社長も、「今の時代、”着物を下さい”、と店に来てくれる人はいない。」と記事の中でおっしゃっています。
”着物は待っていては売れない。自分たちで需要を作り出すことが必要。”
記事にはそのポイントとして3つ挙げられています。
①楽しむこと
本来の目的は、お客様に着物を着て楽しんでいただくこと。スタッフ自身が楽しまなくては、お客様に楽しんでもらえません。
②着物を着ること
業界のアンケートでは、女性の81%が「着物を着てみたい」と思っているそうです。スタッフもなんとか着物姿を増やしたいと思っていたそうですが、なんと、社員が誰も着物を着ていない。そこで社長は「今後は着物しか着ない!」と宣言し、今でも続いているそうです。
③着物を売らない
着物を売ることばかり考えていてはいけない。売ることではなく、着物を”着ていただく”ことを考えなければ!
着物の着方を教えたり、着る機会を作るなど、”着ていただく”ことを考えることで、結果的に着物が売れるようになりました。
「着物」と聞いて、みなさんはどんなことをイメージされますか?
お客様の断り三大文句に、
・高い
・着られない
・着る場所がない
があるそうです。
女性の81%が「着てみたい」と興味を持っているのに、実際に着るとなると、ハードルが高いように感じます。
私は幼いころ”日本舞踊”を習っていたことがあり、比較的着物を身近に感じられる環境にありました。
それでも、日本舞踊をやめたと同時に着る機会がなくなり、それこそ花火大会の時に浴衣をちょっと着てみる(笑)といった程度になっていきました。
自分で着られたり、着ていく場所(機会)があれば、積極的に着たいな、と思うようになるかもしれませんね。
さて、ここからが本題ですよ。
私がこのお題を選んだ理由は、
「これをライズ会計に例えると、”着物”は何になるのだろう?」
髙橋屋さんの原点は、
”着物を着ていただきたい”、”着物を着る人がもっと増えればいいな”
という想いだと思います。
では、ライズ会計だとこの”着物”の部分はなんなんだろう?
という想いが湧いてきました。
ライズ会計は、ご存じのとおり会計事務所ですので、
”決算書”
がひとつの大きな商品となります。
お客様の帳簿をお預かりしたり、記帳代行したりして、”決算書”を作り上げていくのですが、ただ”決算書”を作るのが目的ではなく、その”決算書”を今後の経営に役立てて頂くのが本当の目的です。
”決算書”は、
”社長さんの通信簿”
と呼ばれるそうです。
「通信簿」と聞くとドキっとするのは私だけでしょうか・・・(汗)
学生の時、各学期が終わるごとに先生から通信簿が渡されました。
”良くできました、何個あるかな?”
”先生はなんて書いてくれただろう”?
わくわくとドキドキが入り混じった感じです。
頑張った教科の評価が良ければ、とっても嬉しいですし、先生が普段の様子を褒めてくれれば有頂天です!
もっと頑張ろう!という気持ちが湧いてきます!
もちろんニガテ教科もありますので、嬉しいことばかりではありませんが・・。
通信簿を見てニガテを再確認し、次は頑張るぞ!と思います!
決算書はまさに”一年間の通信簿”なのです。
その”通信簿”の内容をしっかり理解していただき、次の1年に生かしてもらう。
そのお手伝いができるのが”決算書”であり、会計事務所の存在意義のひとつなのではないでしょうか?
決算書の内容を理解して頂くことができれば、社長さんにも喜んでいただけます!
通信簿に◎がいっぱいあれば嬉しいし、自信にもなりますよね!また、悪いところも明確になり、今後にも生かせます。
逆に決算書の見方が分からなければ、その価値を理解して頂くことが出来ず、喜んでももらえません。
今後の経営に生かして頂くこともできないのです・・。
普段の帳簿もそうです。
帳簿のつけ方が分からないと、作業しててもちっとも楽しくないですよね。
苦手な帳簿つけがだんだん億劫になってきて、久々に帳簿つけたら現金合わない・・・。
まさに悪循環です。。
でも帳簿のつけ方がわかれば、楽しいものになっていきます。
勉強もそうですよね!理解できて答えがあってれば嬉しいですし、どんどん次の問題も解きたくなる!
帳簿や決算書に興味を持って頂き、理解、活用して頂くことで、経営に生かしていただく。それによって経営が良くなれば、お客様もライズ会計も嬉しい!
その為に出来ることはなんなのか。
勉強会はここで時間切れとなりましたが、私たちに出来ること。
これからも考え続けたいと思います。
さて次の勉強会は3/28です!
次回もお楽しみに!
こんにちわ、業務課 濱内です。
今月も勉強会の様子をお伝えします!
今月のお題担当は、米重課長でした!
お題記事は、野地秩嘉さんが書かれた”小さなコンセプト”という連載記事で、
今月は、
”ガンホー・オンライン・エンターテイメント社長 森下一喜さん”
についての内容でした。
みなさん、この会社ご存じですか?
会社名をご存じない方でも、きっとこれは聞いたことがあるのではないでしょうか?
”パズドラ”
お!?っと思った方!そうなんです~!
スマートフォン用のゲームアプリ「パズル&ドラゴンズ」を開発した会社なんです!
なんと森下さんはゲームの開発経験はなかったそうです。しかし、「人に面白いといってもらえる、人を喜ばせることがやりたい!」との想いから、未経験ながらもゲーム開発の会社を起こしたそうです。
森下さんは、
「やりたいことって、簡単にみつかるものではない。早くやりたいことがわかればいいってものでもない。大切なのは、”本当にやりたいことが見つかったときに、自分が100%動ける状態かどうか”。」
とおっしゃっています。
まさにその通りだなぁ、と思いました。
私は小さいころから「将来の夢」というのが全くありませんでした。
(こう書くと寂しい子供ですね・・・笑)
周りの友達は”美容師になる”、”看護師になる”、”保育士になる”など、様々な夢を持っていて、そんな、将来の職業の夢を持っている友達を羨ましく思ったことがります。
でもやりたいことって、見つかるタイミングは人それぞれで、大切なのは、見つかった時に動けるように、自分を高めておくことではないでしょうか?
”やりたいことがわからない”、”これは自分に向いてない”などと言って何もしないでいたら、本当にやりたいことが見つかった時に、すぐ行動に移せなくなってしまうと思います。
私は最近、自分で苦手だと思い込んでいることが、「やってみたら楽しかった」という経験をしました。
もちろん出来るまでには苦労しましたが、ちょっと出来るようになると楽しいんです。
でもこれは、10年前の自分だったら出来なかった。社会人になり色々経験してチャレンジしたから、「やってみよう!」という気持ちになれたし、「苦手だと思ってたけどやったら楽しい」という結果になったのだと思います。
いつ「これだ!」と思うかなんて、予測できません。でも「これだ!」って思えたら、すぐにでもチャレンジ出来るように、日々努力と経験だな~と思いました。
そして何より大切なのは「やってみる」ことだと思います。
やりたいことが向こうからやってくることは、滅多にないと私は思います。
自分から会いに行かないと、出会えないのではないかと。
だから「何事も経験だ!」と思って、とりあえずチャレンジしてみることが大切なのではないかと思いました。
またしても感想文になってしまいましたが、勉強会では、記事の中の
”目の前の仕事に集中し常に結果を出す”
という一文について話し合いました。
”目の前の仕事に集中する”
というのはわかる。
が、
”結果を出す”
とは、どういうことか?
”結果”って何?
という話になったんです・・・。
”結果を出した!”って誰が決めるのだろうか?
それはやっぱり、自分達ではなく、お客様。
お客様に評価してもらえる結果を出すには、
「お客様が何を求めているか?」を正確に捉えることが大事!
自分達が”よくやった!”と思っても、
お客様の役に立てなければ、喜んでもらえなければ、
”結果”を出したことにはなりませんよね。
私は趣味で音楽をやっていますが、それも同じで、
いくら自分が”今日は上手に演奏できたな~”と思っても、
聴いてくれるお客さんに”楽しかった”とか”感動した”と思ってもらえなければ、
全く意味がありません。
「評価は自分がするものでない。他人がするものだ。」
私の友人が良く言う言葉を思い出した勉強会でした。
次回の勉強会は2/27です!
(1月は時間の都合により、勉強会はお休みとなりました・・)
次の更新もお楽しみに!
こんにちわ、業務課 濱内です。
今月も勉強会の様子をお伝えします!
今月のお題担当は、福井先生でした!
お題記事は、
”つらいも、たのしいも、選ぶのはあなた自身です”
という記事です。書かれたのは、聖路加国際病院精神腫瘍科医長の保坂隆さんという方です。
ちょっといつもとテイストが違いますね~!
保坂さんによると、ストレスを感じることなく活躍する人には”共通点”があるそうなんです。
その共通点を「幸せの七つの習慣」として紹介なさっています。
それでは、「幸せの七つの習慣」を簡単にご紹介しますね!
①「立派な人」でなくてもいい
②勝ち負けにこだわらない
③完全主義をやめればいい
④敵をつくらない
⑤夜は楽しいことを考える
⑥「なぜ自分だけが・・・」と考えない
⑦「ごほうび」の時間を楽しむ
これを自然にできている人は、ストレスを感じることなくイキイキ活動されてるのでしょうか。
全部の項目について語りだすと、「ブログが長過ぎる」と、ある方に言われてしまいますので(笑)、いくつか印象的な項目について、私の感想を書かせて頂きますね!
③完全主義をやめればいい
記事にはこう書かれていました。
”何事も完璧にやろうと努力することは大切。しかし、その考えを貫こうとすれば、小さなミスを犯した場合にも自分自身を許せなくなってしまう。人間ですから、少しのミスは当たり前。しかし、ミスにこだわりすぎて必要以上にストレスをかんじてしまう。”
”また、自分以外に対しても完璧を求めようとし、自分の考えや方法を他の人にも押しつけてしまう。他人のやり方を認められなくなってしまう。”
何かに取り組むとき、もちろん100%達成できればうれしいですし、それを目標としますが、それにこだわりすぎると、100%以外が許せなくなり、ストレスを感じてしまう。最悪の場合は取り組むことさえ止めてしまうかもしれませんね。
もちろん完璧を目指すのはいいことだと思いますが、なぜそれに挑戦しようと思ったのか?100%でならなければ、本当に意味がないのか?チャレンジしようと思った本来の目的は見失いたくないな、と思いました。
さらに怖いのは、自分以外にも完璧を求めてしまい、出来なければ許せなくなってしまうこと。
自分と相手は違う人間。相手を理解しようとする気持ちがないと、ストレスどころか、相手の行動や人格を否定してしまいかねない。
自分のミスも相手の考えも、両方受け入れられる器を持っていたいな~と思いました。
⑦「ごほうび」の時間を楽しむ
記事によると、”自分にとってちょっと背伸びしたご褒美(贅沢)”をするといいそうです。非日常的な体験が、脳にとって良い刺激になるのだとか。そして大切なのは”こころからご褒美を楽しむこと”だそうです。「あんなにお金かけちゃってもったいなかったな」という風に思ってはダメだそうです。
これは一番会議で盛り上がりましたね~(笑)
私は常に”ちょこっとご褒美”の連続であります!
とてもとても小さなご褒美ですが、例えば、病院で苦手な血液検査を頑張った時、”よくやった!”と、自販機でいちごオレを買います(笑)
なんともちっぽけなご褒美のですが、”イヤな思い出を、少しでも楽しく塗り替えたい!”という人間の本能(?)が働いているのでしょうか?
また、ご褒美を自分にあげると、”また頑張ろう!”と力が湧いてきます!
逆パターンもありますよね!
先にご褒美を設定して、それを目標に日々の仕事を頑張る、とか。
「2週間頑張ったら、旅行が待ってるぞ~!」という感じで。
私の場合は、もっと小さなご褒美ですが、それの繰り返しなような気がします。
が、しかし、これって女性特有らしいのです。(当事務所限定?)
男性には”ご褒美”という感覚がないのだとか。
「何がご褒美なのかわからない。」とおしゃってました。
例えば、”仕事を終えた後の、お風呂上がりのビール!”とか、私から見るとそれがご褒美なのですが、男性にはそれを”ご褒美”とはとらえていないようです。
女性の方が小さな幸せを感じる(作る?)のが得意なのかもしれませんね!
12月の勉強会は12/19(木)です。
次回の更新もお楽しみに!
こんにちわ、業務課 濱内です。
今月も勉強会の様子をお伝えします!
今月のお題担当は、米重先生でした!
題記事は、”「稲盛和夫」を読む”です。
稲盛和夫さん、ご存じでしょうか?
京セラの創業者で、JAL破綻後会長に就任し、わずが2年で再建された方です!
記事には、「どのようにして稲盛さんがJALを再建したか」を軸として、稲盛さんの経営理念、信念が書かれていました。
稲盛さんがJAL再建の為にしたこととは、
「フィロソフィ」
「アメーバ経営」
「コンパ」
なんだそうです。
「フィロソフィ」とは、「哲学」という意味で、京セラ時代に培った経営哲学に基づくものだそうです。
(ちなみに、京セラフィロソフィの基本的な考え方は「人間として正しいことは何なのか」ということを基準として判断することだそうです。)
「アメーバ経営」とは、組織を10人程度の小集団に分けて実施する部門別採算制度。
「コンパ」とは、社員を集めて缶ビールを飲みながら本音で語る会。
「アメーバ経営」こそ難しそう(私には・・・)ですが、他の2つはどうでしょうか?
まず、「フィロソフィ」
会社を預かる立場として、「何が正しいのか?」を判断基準とすることは、当たり前のことだと思います。
でも、実際にはそれを実行するのは大変なのかもしれません。
会社は利益を出さなくてはいけないですから、つい「損得」で判断してしまうこともあるのではないでしょうか?
でも、それでは社員もお客様も両方幸せになることはできないのかもしれません。
ちなみに、JALの企業理念は、
「JALグループは、全社員の物心両面の幸福を追求し、
一、お客様に最高のサービスを提供します。
一、企業価値を高め、社会の進歩発展に貢献します。」
なんと素敵な企業理念!
社員を幸せにできないような会社に、社会の公器としての役割が果たせるか。
そんな稲盛さんの信念がJALを変えていったのですね。
そして、「コンパ」
なんだか楽しそう(笑)
でもこのコンパはただの楽しい飲み会ではありません。コンパの席で部下におしぼりを投げつけたこともあるそうです!!!それぐらい本音で向き合うことが大切なんですね。
記事には、稲盛さんが考える「リーダーの資質」も書かれていました。
「なんとしてでも会社を立派にしていくという信念の伴った”燃える闘魂”を持つ強いリーダー」
というのが稲盛さんの考えるリーダーなんだそうです。
勉強会をやるようになってから、様々な経営者さんの記事を読みましたが、
この「信念を持つ」というのは共通してるような気がします。
信念を持って行動する。ブレずに実行し続ける。
自分の信念が「正しい」と自信が持てれば、ブレないで実行できるだろうし、その信念が正しければ、周りは必ず理解しついてきてくれる。それが強い会社をつくるのですね。
さてさて、感想タイムですが、
今回は「自分が思うリーダーとは?」を一人ずつ発表致しました!
福井先生 「燃える闘魂」もつ人。
今さん 「分かりやすく伝えられる」人。
米重課長 「ブレない」人。
濱内 「思いやり」をもてる人。
米重先生 「人間として何が正しいか」で判断できる人。
そして最後に
「ではそうなれるように努力しましょうね!」
という米重先生の明るい一言で、勉強会は終了しました!!!
自分の発言には責任を持たなくては・・・・と反省する今日この頃です。
次回の勉強会は、11/27(水)です!また更新します。お楽しみに!
こんにちわ、業務課 濱内です。
今月も勉強会の様子をお伝えします!
今月のお題担当は、今さんでした!
今月のお題は、”オンリーワン経営”より、
”「天は二物を与えない」とすれば、一物は与えていることになる”
という記事です。
この記事を頂いた瞬間の私の感想は、
「確かに~!!」でした。(笑)
ネカティブ担当の私としては、なんとも有り難いお言葉!
「私にも一物はあるかも!」とワクワクしながら記事を読み進めていくのでありました・・・。
この”オンリーワン経営”というのは、毎回、お題記事を選んでいる”経営と理念”という本に載っている連載コーナーで、今回の記事の内容は、
・マツコ・デラックスさん
・国内唯一のミラーボールメーカーの日照さん
にスポットを当てて、”オンリーワン”の再確認をしよう!という内容でした。
記事を書いている、古永泰夫さんにとっての”オンリーワン”の定義とは、
①個性、らしさ
②ユニーク性
③オリジナル性
の3要素が整ったものだそうです。
自分に当てはめると何にも浮かんできません・・・。
記事には、マツコ・デラックスさんや日照さんの”オンリーワン”な部分が書かれていました。
が、具体的にそれぞれのどこが、①個性、らしさ②ユニーク性③オリジナル性なのかは書かれていませんでした。
記事を一通り読んだあと、
いったいどこが個性で、ユニーク性で、オリジナル性なのか?という話になりました。
マツコ・デラックスさんの場合だと、
・女装家
・太っている
・知的
などが挙がりました。
私には、個性もユニーク性もオリジナル性も、全部一緒の意味のように思えて、違いがよくわかりませんでしたが、マツコ・デラックスさんには、他の誰にもない”個性”があるのだな、と思いました。
その個性を自分の強みにしたから、芸能界で活躍されているのですよね!
私は個人的にマツコ・デラックスさんの”ギャップ”が好きです!
私のマツコ・デラックスさんのイメージは”知的で毒舌”なのですが、たま~にすごくカワイイ一面が垣間見えるのです。人に対して毒舌でもあるのですが、自分に対しても「私ってダメよね~」とか、自分のマイナスな部分をさらけだして、素直に反省したり、落ち込んだり。
”こんなに芸能界で成功してる人でも、自分に対してダメな部分を感じたり、落ち込んだりするんだな~”
と思うと何故か親近感がわきます。
しかも、そのダメな部分をお茶目に笑いを誘うような言い方をするんですよね。
一歩間違えるとただの愚痴に聞こえてしまうようなことも、笑いに変えて伝える。
まさに身を削ってお仕事をしていらっしゃる。
そんなマツコ・デラックスさんに元気をもらう自分がいる。有り難いです。
話がそれましたが、誰でも”オンリーワン”なんですよね。
問題はその”オンリーワン”の部分を自分で気づき、受け入れ、強みにできるか。
自分はどこまで出来ているのか。。。
私の好きな作家さん、”ひすいこたろうさん”の本にこんな言葉があります。
「ないもの以外、全部ある!!」
自分にないものを探すと、「あ~あ、私って何にもない・・・・。」と思ってしまいますが、
”それ以外は全部、自分は持ってるんだ!”
と思うと、自分はたくさんのものを持っている!と思えて、不思議とパワーを感じます。
今回のお題の、
”「天は二物を与えない」とすれば、一物は与えていることになる”
と同じ、逆転の発想だと思います。
同じ物事でも、見方によって見える景色は全然違う。
自分はまだ一方向でしか物事を見れてないのかなぁ。と感じた今日この頃でした。
そんな自分もまた個性!!(笑)ガンバリマス!
次回の勉強会は10/29(火)です。
また更新しますね。お楽しみに!
こんにちわ、業務課 濱内です。
今月も勉強会の様子をお伝えします!
今月のお題担当は、私、濱内でした。
悩みに悩んで決めたお題は、
「自社の強みを、理解できているか」
タイトルだけ聞くと、なんだか固いイメージの記事ですが、この記事が書かれている箇所は、質問コーナーなんです。
”経営者の悩み相談に答える”というコーナーの中からこの記事を選びました。
経営者からの質問内容はこちら。
Q.プロパンガスの販売をしています。今はガスを売るにも生活空間とのかかわりを考えないといけない時代です。
そのことをふまえ、社員とともに家屋のリフォームを含めた提案営業を進めていますが、ときにはお客様から「あんたのところはガス屋だろう。大工の仕事なんかするなよ」と言われることがあるそうです。社員たちに提案営業の意義をどう教え諭したらよいでしょうか。
この問いの答えは、要約するとこんな感じです。
A.社員が疑問を抱きながら営業をしているのが問題。「なんでガス屋なのにリフォームの営業なんかするのだろうか?」と。会社の強みを見出し、社員がその強みを感じ、理解できるようにすることが大切。
かなり要約しましたが、
社員が「なんで?」と思いながら営業をしてもうまくいかない。自社の強み(私なりにわかりやすく言い換えると、「魅力」)がわかっていないと、お客様にアピールはできない。
ということだと思います。
この「自社の強み」というのが、最近のライズ会計では旬な話題でしたので、この記事を選びました。
実はこの記事を選んだことが、後に思わぬ方向に向かっていくのです・・・・。
この勉強会は、月例会議(月に1度行う、大きな業務打ち合わせ)の後に行われるのですが、今回は会議が盛りだくさんだった為、勉強会の時間があまりなくなってしまい、毎月恒例!勉強会後の「お食事会」へ持ち越されることになったのです。
そう!「勉強会、延長戦」です!
「ライズ会計の強み、とは何ぞや?」
机を囲んで頭をひねってもなかなか出てこない意見ですが、すこーしお酒が入ると、固い頭も柔らかくなるようで、みんなで楽しくお食事をしながら意見交換!
まずは、
①ライズ会計の強み
と思うことを何でもいいので発表!
次に、
②その強みから生まれる効果
について考えてみる!
という流れで進めていきました。
まずは、
①ライズ会計の強み
について。
・社員が少ない(現在5名)
・笑いがある
・フットワークが軽い
・団結力がある
・多種多様なお客様がいる
おぉ~!たくさん出てきました!
次に、
②その強みから生まれる効果
について、一つずつ考えてみます。
・「社員が少ない」と、どういう効果があるのか?
1.意思疎通が早い
2.情報共有が図れる
3.処理が早い、すぐ対応できる
4.「担当者」としてではなく、「ライズ会計全体」で、お客様の要望に応えることができる
・「笑いがある」と、どういう効果があるのか?
1.明るい
2.仕事しやすい
3.生産性が上がる
4.余裕が生まれる
5.前向き
⇒上記のような状況が生まれると、こんな効果が。
・電話対応が良くなる
・お客様に親近感を持ってもらえる
・相談しやすい雰囲気になる
・安心感を持ってもらえる
・「フットワークが軽い」と、どういう効果があるのか?
1.仕事が早い
2.変化に対応できる
3.安心して相談できる
4.チャレンジする
⇒上記のような状況が生まれると、こんな効果が。
・お客様にとって、仕事が頼みやすい
・お客様のニーズに合った仕事の仕方ができる
・「団結力がある」と、どういう効果があるのか?
1.毎月お食事会をしている
2.方向性の一致
3.助けてくれる
4.力強い
5.1+1=3
⇒上記のような状況が生まれると、こんな効果が。
・お客様に信頼される
・ファンがファンを紹介してくれる
・何でも相談してもらえる
・「多種多様なお客様がいる」と、どういう効果があるのか?
1.幅広い業種の内容がわかる
2.データベースの構築
さて、ここまで順調だった会議も、ここで山場を迎えます。
「多種多様なお客様がいる」という話の流れから、
「ライズ会計のこれから」について話が発展していきました。
簡単にいうと、これからのライズ会計の方向性をどうしていくか?
・多種多様な業種に対応できる事務所なのか?
・ひとつの業種に強い事務所なのか?
もちろん、ここで結論をだそう!というものではありません。
お客様にとって、ライズ会計にとってどういう事務所になっていくべきか?
私が選んだ記事が、事務所の方向性を考えるまでに発展するとは・・・・。恐縮です。
でもこれはとても大切なお話ですよね。
米重先生はいつも言います。
「答えは出なくても、考えることが大切。」
この会議では、
「中小企業を中心に応援する事務所」
というひとつの案がでました。
もちろん、これが決定ではないのですが、こうやってみんなで、
「お客様のため、私たちライズ会計のため」
と、思いを巡らせることが、一番大切なのではないかと思いました。
そしてそれを継続していくこと。何度も何度も考えること。
そうやって、お客様にとっても、私たち社員にとっても、素敵な「事務所」になればいいなぁ、と思いました。
次回の勉強会は、10/2(水)の予定です!
お楽しみに!
こんにちわ、業務課 濱内です。
今月も勉強会の様子をお伝えします!
今月のお題担当は、米重課長でした。
お題はこの記事、
「カーネルおじさんが教えてくれた 揺るがぬ信念をもつための”4つのテスト”」
カーネルおじさん。そう、ケンタッキーのカーネルおじさんです。
いつもにこやかな顔で出迎えてくれるあのカーネルおじさん。実は、カーネルって本名ではないそうです。(この記事を読んで初めて知りました・・・。)
本名は、”ハーランド・デヴィッド・サンダース”。
記事によると、そもそもカーネルとはケンタッキー州が定める称号の一つで、正式には「ケンタッキー・カーネル」と呼ぶそうです。地域やケンタッキー州、国に対して顕著な貢献をした人物に対してケンタッキー州知事が贈るもので、カーネルおじさんこと、デヴィッド・サンダースは、45歳の時にこの「ケンタッキー・カーネル」の称号を贈られているそうです。 ちなみに、この称号を贈られたのは、当時デヴィッド・サンダースが経営していた、ガソリンスタンド兼レストラン「サンダース・カフェ」を繁盛させ、「州の料理への貢献」が評価されたからだそうです。
さて、なんでカーネルおじさんと呼ばれるのかわかったところで本題へ。
なんとカーネルおじさん。ケンタッキーを始めたのは65歳の時だそうです!
カーネルおじさんの職歴は転職の連続で、10歳に農場で働きに出て、その後、鍛冶屋・車掌・機関紙・弁護士実習生・保険セールス・ガソリンスタンド経営・・・・など様々な職を転々としていました。
そして65歳でケンタッキー!
当時経営していたモーテルとレストランをオークションにかけて手放し、その時に得た落札金で借金を支払うと、カーネルはほとんど無一文に。 そんな無一文の状態でケンタッキーを始めたのですが、なんとわずか5年で店舗は200店以上に!! なんてエネルギッシュな65歳なのでしょう!! 私だったら、余生を穏やかに過ごしたい(笑)
無一文の状態でそんな事業を始めて、「もし失敗したら・・・」なんてことをカーネルおじさんは考えなかったのでしょうか?
「その頃、私が抱き続けていた思いとは、ケンタッキー・フライドチキンは素晴らしいという信念だった。レストランのオーナーにとっても素晴らしいし、とりわけそれを食べるお客さんにとって素晴らしい、と。」
これは、カーネルおじさんがフライドチキンに賭けようとしたときの心境を語った言葉です。
65歳でフライドチキンに賭けたカーネルおじさんを支えたのは、この信念でした。
この信念はいったいどこからきているのか。これは、彼が20代後半の頃、ロータリークラブの会員になった際に出会った方程式が大きな影響を及ぼしているそうです。
それは「4つのテスト」と呼ばれるもので、人が何か事業を行おうとする際のチェックリストだそうです。
この「4つのテスト」のうち、1つでも「ノー」があれば、そのビジネスには手を出すな。一方、全てに「イエス」と答えられるのであれば、そのビジネスには自信を持って取り組め!
これがカーネルおじさんの流儀だったそうです。
つまり、ケンタッキーはこの「4つノテスト」で全て「イエス」だったから、カーネルおじさんは信念を持って取り組めたのですね。
さてさて、お待たせしました!その「4つのテスト」どういうものかというと・・・・・。
1.嘘偽りはないか?
2.関与するすべての人に公正か?
3.信用と信頼を築けるか?
4.関与するすべての人に利益があるか?
ここで、福井先生から補足が。
なんと福井先生、ロータリークラブの会員なんです!
福井先生によると、この「4つのテスト」。実際のロータリークラブのとは若干違うそうです。(カーネルさんが自分流に少しアレンジしたのでは?とのこと。)
実際のロータリークラブの「4つのテスト」は、
1.真実かどうか?
2.みんなに公正か?
3.好意と友情を深めるか?
4.みんなのためになるかどうか?
なんだそうです。
さてさて、福井先生からの補足を頂いたところで、いよいよ感想タイム!
この記事を選んだ米重課長。「平均年齢が若干高い当事務所。カーネルさんは65歳からケンタッキーを始めたのだから、私たちも頑張らなくては!」と感じたそうです。
「いくつになっても挑戦する、そのチャレンジ精神が大事!」と、米重先生。
話は変わりますが、当事務所のトイレに貼ってある、松下幸之助さんの名言日めくりカレンダーに、こんな言葉があります。
「心の若さを失っていないか」
何歳になろうと、心は青年時代と同じように希望に満ち、勇気を失わず、自らの使命達成に取り組もうという気持ちを持ち続けることができる。
カーネルおじさんも、65歳になっても、心は希望に満ち溢れていたんでしょうね。
その希望を支えたのが4つのテストに基づく信念。
たった4つのテストですが、すべて「イエス」と答えるのは難しいのではないでしょうか・・。
仕事に限ったことでなないですよね。 自分が行おうとしている行動に対して、この4つのテストを当てはめてみるとどうでしょうか・・・。
日常生活で、常にこのテストを意識して行動するなんてことは、私には疲れてしまって無理そうですが、例えば何かに取り組もうと思ったとき、何かを決断する時など、自分なりの信念を持っていれば、自分の下した決断に自信を持てるし、その想いを継続していけるのではないでしょうか?
途中で何かアクシデントが起こったとしても、信じて前へ進めるのではないでしょうか?
そしてその信念が、決して自分の利益の為だけではなく、関わる全ての人に利益があるものであれば、きっと結果はついてくる。 そんな風に感じました。
話は戻って、今回のライズ会計勉強会、
”毎週みんなでお掃除”
に引き続き、新たな試みが決まりました!
「この4つのテストを、朝礼で毎日唱和しよう!」
です!
この4つのテストを行動指針として、毎朝唱和することになりました!
当事務所には「先義後利」という経営理念がありますが、行動指針はより具体的でわかりやすいですね!
さて、来月の勉強会は9/2(月)の予定です。
次のお題担当は私、濱内です。実はお題を探すのって結構大変なんです・・・(笑) 頑張ります!
次回の更新もお楽しみに!
こんにちわ、業務課 濱内です。今月も勉強会の様子をお伝えします!
今月の勉強会、お題担当は米重先生です。
(ちなみに、右の写真は勉強会の前に行われる会議直前の写真です!夏!ということで、コーヒーフロートを作ってみんなで飲みました!)
先生が選んだお題記事は、
「精神療法家 ヴィクトール・フランクルの言葉から、絶望に陥った人間が、いかにして希望を見出していくかを考える」というものでした。
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このお題記事を先生から頂いたときは、
「これまた難しいお題がきたな」 と苦笑いをしていまいました。
しかし内容を読んでみると、そこまで難しいことは書かれていませんでした。
なので安心してこの先を読んでくださいね(笑)
記事の中で、印象的だった箇所を書いてみます。
フランクルは、「人間の本質は、苦悩する存在である点にある」と考えたそうです。
人間についての学説はさまざまあるそうで、
「人間は理性的な存在である」とか、「人間の本質は遊戯をする点にある」とか・・・・。
しかしフランクルが出した答えは「苦悩」
これだけ聞くとなんだか気が重たくなりますね。
フランクは、「犬や猫などのさまざまな動物には、快・不快はあるけれども、それを超えた精神的な苦悩というものは存在しない。精神的な苦悩を経験するのは人間だけにできること。」と考えたそうです。
私はどちらかというとすぐ考え込んだり悩んだり、なかなか前向きな気持ちを持つのが苦手なタイプです。
なので、悩む自分に「なんでこんな性格なのか」とさらに悩んだりします(笑)
しかし、フランクルは、
「苦悩はそれ自体が一つの業績である」
と言っています。
「何かに悩み苦しむことには、それ自体で何かを成し遂げたのと同じくらい、大きな意味がある」、と。
こうやって言ってもらえると、「悩んでもいいんだ!」と思えて安心しますね。
もうひとつ印象的だった箇所は、
「あなたがどれほど人生に絶望したとしても、人生があなたに絶望することはけっしてない。」
という箇所です。
人は時に、「なんでこんなに辛く苦しいのか。こんな自分の人生にどんな意味があるのか。
なんで私にこんな辛い試練を与えるのか。」と思うほど、辛く苦しい現実にぶつかることがあります。
しかし、このような苦しい状況の中で、私たちが自分の人生に絶望したとしても、人生の方が私たちに絶望することは決してない。
私たちが、自分の人生に「イエス」と肯定できなくても、人生は私たちに「イエス」と言ってくれる。
人生が「イエス」と言う、ってどんな感じなんだ・・・。
勉強会でも話題にあがりました。
「人生」という、目に見えないものが「イエス」という・・。
なんだか漠然としていますが、このブログを書いていて、ひとつ思い出したことがありました。
みなさんは「スラムダンク」という漫画をご存じですか?(知らない方ごめんなさい。)
バスケットボールの青春漫画なのですが、その中でバスケ部の監督が、
「諦めたらそこで試合終了ですよ」
と選手に語りかけるシーンがあります。
試合はまだ終わっていませんが、諦めてしまったら、「得点しよう!」という気持ちも失せてしまい、そこで終わったも同然になってしまう。
試合 = 人生
と考えると、すこししっくりくるような気がします。
自分が諦めない限り、何度でも得点のチャンスはあり、逆転勝利できる可能性はいくらでもある。
試合が勝手に「ハイ、もう終りね。」とは言わないのです。(もちろん時間がくれば終わるのですが・・)
「人生」ってなんだかとても大きな感じで、漠然としていますが、
そんな目に見えないものが「イエス」と、自分の人生を肯定してくれるとしたら、
なんだかよくわからないけど、見えないパワーが自分の味方をしてくれているようで、
自分自身がパワーアップしたように感じます。(なんと単純な・・・・。)
自分さえ悩むことから目をそむけず、諦めずに歩んでいけば、きっと人生は応えてくれる。
そんな気持ちにさせてくれる、フランクルの言葉でした。
7月の勉強会は7/30(火)の予定です!
次回もお楽しみに!
こんにちわ、業務課 濱内です。
今月も勉強会の様子をお伝えします!
今月のお題担当は福井先生です。
福井先生がお題にした記事は「ありがとう経営のすすめ」という記事です。
この記事はシリーズもので、「企業の成功法則」を「社長力」、「管理力」、「現場力」の3つに分けて解説しています。
今回は「四耐四不訣」(したいふしけつ)とういう言葉をキーワードにして、企業が成功するにはどのような力が必要か、ということが書かれていました。
まず、
「四耐四不訣」(したいふしけつ)ってなんだ・・・・。
私は初めて聞く言葉でした。 この言葉は清(しん)の時代に活躍した「曽国藩」という方の言葉だそうです。
「冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、激せず、躁がず、競わず、随わず、以て大事を成すべし」
これが志を成就するための心得、と曽国藩は説いています。
これが、「四耐四不訣」(したいふしけつ)。
むむっっ。私にはこの文章を読むだけで頭がいっぱい。
記事ではこの「四耐四不訣」 を、会社の中で起こることに例えて具体的に挙げています。いくつか抜粋してみますね。
例えば「冷に耐える」
"人生では、善意で行っていることでも、時に批判され、けなされたりもします。また、社会はデフレの時代。ボーナスも出せず悩んでいる社長もいます。しかし我々はそうした世間の冷たい風にも耐え抜かなければならないのです。"
「苦に耐える」
"大事を成すには、苦難・困難にぶつかることもありますが、うまくいかないことばかりに目をむけず、前向きに耐えていかなければならない。耐えてこそ道が開けるのです。"
「激せず」
"安易に興奮し、怒ってはならない。社長のなかには、すぐ興奮して怒り、決断を誤る人がいますが、激しては大事は成りません。"
「競わず」
"どうでもよいことや、つまらぬ人間と競争する人がいますが、自分の真摯につくしてこそ大事は成るものです。"
ひととおり記事を読み終えて、感想タイム。
会社内でポジティブNo.1の米重先生は、
「激せず、とかは解るんだけど、苦に耐える。冷に耐える。というのがなんだかしっくりこないなぁ」
とおっしゃっていました。
記事をそのまま読むと、「耐えてこそ大事が成せる。」という風にも感じ取れます。
でも苦や冷というのは、人によって感じ方が違いますよね。 同じ事柄でも、 「苦しいな。」と思うひともいれば、 「楽しい!」と感じる人もいます。 他人から見て「辛そう」に見えても本人は楽しくてたまらい。という場合もありますよね。
同じ事柄をするなら、「楽しい!」と思いながらやるの方が、自分にはもちろん、周りの人もハッピーですよね!
でも、中にはついネガティブになってしまう人もいます。←(私)
「こんなことで落ち込んでちゃダメ。耐えなくちゃ」なんて思いながら取り組んでも、さらに落ち込むだけ。
だからといって「もっと前向きにならなくちゃ」と思っても、人間そう簡単に変われません。←(私)
しかし、最近思うことは、
「前向きになる」ということより「切り替える早さ」が大切なのではないか。ということです。
「苦しいな、辛いな」と思ってもいいと思うのです。
問題はそこから、いかに早く 「楽しく、前向きな部分」を見つけ、気持ちを切り替えるか、なんじゃないかな、と。
「今までは3日ぐらいウジウジ悩んだけど、最近は一晩悩んだら、次の日にはスッキリ前向きな考え方ができるようになった!」
苦しくて悩んだり、落ち込んだりしてもOK!
問題はそのあと、前向きに笑顔になれるか? そう考えれば、「苦しくても耐えなきゃダメ」、「前向きに捉えなくちゃ」と考えるより、よっぽど気持ちが楽になる気がします。
もちろん、初めから「前向きに楽しく」と考えられるのが一番良いのかもしれませんが、「苦しいな」と感じた経験は、何かの役に立つような気がします。(同じ苦しみで悩んでるひとの気持ちを理解できたり、アドバイスできたり・・・)
「四耐四不訣」の「四耐」の部分が中心となってしまいましたが、
「四不訣」(激せず、躁がず、競わず、随わず)は、
心に響く言葉ですね。
安易に怒ったりせず、つまらないことで騒がず、自分の道に真摯に、信念に基づき生きていく。
穏やかに、ひたむきに、まっすぐ。
余談ですが、ドラッガーのマネジメントの本に、
「マネジャーには、根本的な素質が必要である。真摯さである。」という一文がありますが、私は、「真摯さ」という言葉がとても好きです。
和訳ではいろいろ意味があるそうですが、私が調べた中で一番しっくりきた「真摯さ」の和訳(解釈)は
"真摯さとは、あなたが「正しい」と信じていることに関する、正直さと強さの質"
というものです。
「四耐四不訣」の"随わず"
に通じるものがありますね。
ライズ会計の「信念」(経営理念)は、
【先義後利】です。
(道義を尊び、お客様のために、社会のために最大限の努力をする。おのづと後から喜び(利益)が沸いてくる。)
この信念を大切に頑張っていきます!
次回の勉強会は6/27(木)です。また更新しますね、お楽しみに!
こんにちわ、業務課 濱内です。
今月もライズ会計勉強会の様子をお伝えします!
4月の勉強会、お題担当は私、濱内でした。
私が選んだお題(記事)は、
"社員を「やる気」にさせる、「しつもん」術"
というものです。
質問家の松田充弘さんが書かれた記事ですが、質問家ってなんだか面白いですよね! 記事の内容を簡単にご説明すると、「社員とコミュニケーションをとる時は、命令・伝達するのではなく、"質問"のかたちをとるだけで、社員のやる気が自発的に生まれる!」というものです。
記事に書かれていたひとつの例。
・あなたの周りを見渡してみてください。
「赤いものはいくつありましたか?」
と聞かれると、反射的に赤いものを探してしまいます。これは、人の脳は質問されると答えたくなるからだそうです。
しかし、
「赤いものを探してください!」
となるとどうでしょうか? 「なぜ私が赤いものを探さなくてはならないのか?」という気持ちを生み、反発されてしまうのです。 結果的に同じことを聞いているのですが、伝え方(命令or質問)でこんなにも受け取り方が変わるのですね。 同じことを伝えるのであれば、相手に気持ち良く受け取ってもらえる方が、自分も相手も嬉しいですよね!
この記事の中で、私が一番印象的だったのは、
「質問で目標を設定する」
というものです。
例えば、会社の人や友人に
「あなたの将来の夢は?」
なんて聞かれたら、私は、「えっと・・・ん~」 と悩んでしまいます。
漠然と「夢」と聞かれても、なんと答えればよいのか、そもそも人に語れるような夢をもっているのか・・・。
と悩んでしまうのです。
しかし、
「10年後、どんな風になってたら幸せだと思う?」
と聞かれれば、どうでしょう?
「ん?10年後?幸せ? そうだな~。家族みんなが健康で、お仕事も楽しくできて、趣味も続けていられたらいいな。あ、ディズニーランドの40周年にも行きたい(笑)」
(ちょっと例えが悪いですが・・・)
こんな風に、具体的に自分の10年後を想像しますよね!
そしたら次は、
「じゃあ10年後、そうなってる為には、今何が必要かな?」
となります。
そうすると、10年後の夢(幸せ)の為に、今やるべき目標が少しずつ見えてくるのです。
「目標・夢」と言われると、「私の夢って・・・?」となりますが、"質問"というかたちにするだけで、夢や目標が、より身近に具体的になっていくんだ!と感じました。
私の感想ばかりになってしまいましたが、当事務所の質問家(?)こと、米重先生は
「なぜ?を7回」
とよくおっしゃいます。 何かに取り組むとき、何かを思ったとき、「なぜ?」と7回、自分に問いなさい。ということです。
何のためにこれをやるの?本当にこのやり方がベストなの?
繰り返し行う作業や、慣れた仕事などには、だんだん疑問を持たなくなってしまいます。
しかし「なぜ?」と問うことで、常に改善する気持ちが生まれ、日々新鮮な気持ちで物事に取り組むことができます。自分が発言したことにも「なぜ?どうして自分はそう思ったのか?」と掘り下げることで、物事の真意に近づけるかもしれません。
最後に、
「濱内さんも "なぜ?" だよ!」と、
米重先生に激励(?)され、今回の勉強会は終了したのでした・・・。
5月の勉強会は5/30(木)に実施予定です!次回の更新もお楽しみに!
こんにちは、業務課 濱内です。
3月の勉強会の模様をお知らせします!
3月の勉強会。題材は毎月社員が持ち回りで決めています。
今月の担当は業務課の米重課長です。題材は、「長崎にあるハウステンボスを赤字の危機から救った、澤田秀雄氏の社長力」についての記事です。
澤田氏がどのようにして、赤字続きだった会社を、半年で黒字にしたのか、その内容をみんなで読んで、意見交換をしていきます。
・他人が嫌がる仕事から逃げずにぶつかる。
・自信を無くした従業員を社長自ら励ます。
・具体的でわかりやすい改善策を、社長から従業員に直接伝え、社長も一緒に実行する。
・悩む前に行動する、後悔するよりチャレンジしよう。
・大きな夢を描き、社員全員で取り組む。
上記のほかにも、記事には澤田氏の行動により、幹部や社員が前向きに変わっていく姿が書かれていました。
一通り記事を読み終え、意見交換。
私が印象に残ったのは「悩む前に行動」という言葉です。
血液型がA型のせい(?)かあれこれ悩むクセがあります。もちろん行動する前に考えることは大切だと思っていますが、やってみないとわからないこともたくさんありますよね。
結果ダメだったら、また改善して挑戦すればいい。失敗しても、何度も何度も改善して再挑戦!まずは行動!!心に響きました。
さてさて、意見交換をしているうちに、課長から提案が。
「毎日15分、お掃除をしませんか?」
これは、澤田氏が実際、会社再建の際に社員にお願いし、社員全員で実施したことです。
各自がそれぞれ掃除をすれば良いというものではなく、全員が同じ時間にそろって行うことに意味があります。
話し合いの結果、「毎週月曜日の朝礼後、15分間行おう!」ということになりました。
早速、4/1から実施しています!業務が忙しいとなかなか細かいところまで掃除できませんが、あらかじめ掃除の時間を設けると、掃除に集中できてとてもいいです!
また、朝一番にみんなで掃除するので、会社全体が新しい&綺麗な気持ちで一週間のスタートを切れるような気がします!
4月の勉強会は4/25に実施予定です。また更新します!お楽しみに!